デュアルコアCPUのライセンス体系

最近では、2個のコアを内蔵したCPUが出回っていますね。

デュアルコアCPUは、従来の1個のCPUを仮想的に複数CPUと見せかけるのではなく、2個などの複数のCPU(コア)を1個にパックしてしまったような、デュアルのコアを持つプロセッサです。

当然、サーバの製品等で良く使われるCPUライセンス、プロセッサライセンスへの影響もあるわけですが、今回オラクルがマルチコアプロセッサ対応の新ライセンスを発表したみたいです。

* SQLServerプロセッサライセンス記事: http://www.atmarkit.co.jp/news/200509/17/ms.html

マイクロソフトは9月16日、次期データベース「Microsoft SQL Server 2005」の価格とライセンス体系を発表した。一部データベースベンダとは異なり、プロセッサライセンスでは、デュアルコアやマルチコアのプロセッサを使っている場合でもコア単位ではなく、プロセッサ単位で課金するとしている。

* Oracleプロセッサライセンス記事: http://www.atmarkit.co.jp/news/200601/18/oracle.html

UltraSPARC T1(下記サーバ指定あり)のコアごとの係数は0.25、AMD/Intelのマルチコアプロセッサは0.50、そのほかのマルチコアプロセッサ0.75 (従来どおり)、シングルコアのプロセッサは1.00(従来どおり)となる。UltraSPARC T1については、現状、Sun Fire T1000 Server、Sun Fire T2000 Serverが対象となる。
 ライセンス数算出例として、AMD/Intelのプロセッサを搭載したマルチコアサーバにおいて、8コア上でOracle Databaseを稼働した場合の必要ライセンス数は、「8コア×0.50=4」プロセッサ分となる。

スタンダードで1プロセッサのライセンスを比較(2プロセッサまでで、3プロセッサからは別)
+ SQLServer Standard Edition 69万8000円
+ Oracle Database Standard One 65万5620円

昨年のマイクロソフトのSQLServer側の記事二もありますが、Intel/AMD系のCPUを使う限りでは、以前のHTと同じで、1コアを0.5と計算し、結果的には1プロセッサとして換算するようです。

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