社内に、FDドライブ(FDD)とHDDしか装備していないサーバが散乱しています。そう、CD-ROMドライブが無いサーバが・・。
サーバといっても普通のPCをラックマウントタイプの筐体に納めただけのPCサーバなので、扱い的には簡単でPCで使い古した部品などが利用でき、簡易的な環境を構築するには便利です。
CD-ROMドライブがないと、困ったことにWindowsやLinuxをインストールを行う際にはかなり不便です。
FreeBSDはFDDが2枚あればネットワークインストール出来るんで困ることはないんだけどね。よしLinuxもネットワークインストールって思ってブートイメージを探すと、インストールブートイメージ diskboot.img はなんと10MBもある。。。どうやってFDDに入れんの?
いろいろ情報を探したところ、BIOSがUSBディスク起動に対応してる。。ラッキーでした。
256MBのUSBメモリーに、この diskboot.img を dd して、起動。
1. wget http://……/diskboot.img でゲット!!
2. USBメモリーを既にインストールしてあるUNIXサーバ側に認識させて、デバイス情報を取得。
ここでは /dev/sdb と認識。
3. dd if=diskboot.img of=/dev/sdb
はい、インストール用USBメモリーディスクの完成。あとは、BIOS設定で起動順を変更(このBIOSはUSBメモリーをUSB-ZIPと判断しているみたい)してUSBメモリーを起動優先。
無事、起動ーーーーーーーーー。
ここからは、インストールソースをFTP, HTTP, NFS, ローカルCD(。。無い), などなど選んでネットワークインストール。
pxeboot でインストールでも良かったけど、dhcpやtftp環境作るの面倒だからな。。。やっぱりこのネットワークインストールが簡単かな。